●大地康雄 Yasuo DAICHI【野田正男】
1951年生まれ、熊本県出身。
75年、伊藤雄之助の付き人として働くかたわら、テレビドラマ「剣と風と子守唄」(NET)で俳優デビュー。
79年「衝動殺人・息子よ」(木下恵介監督)で映画デビュー。
83年、「深川通り魔殺人事件」(ANB/千野皓司監督)で主役の殺人犯・川俣軍司役に抜擢され、その鬼気迫る演技で注目を集めた。
その後「マルサの女」(87年/伊丹十三監督)でその圧倒的な演技力を印象づけ、以降、「マルサの女2」(88年)「ミンボーの女」(92年) と伊丹十三監督作品に欠かせぬ存在となる。その演技に評価も高く、数々の賞に輝く。
「マルサの女2」「バカヤロー/私、怒ってます」(88年/製作総指揮 森田芳光)などの演技で毎日映画コンクール助演男優賞、「マルサの女」「新宿純愛物語」(87年/那須博之監督)で熊本映画祭助演男優賞、「ラスト・キャバレー」(88年/金子修介監督)で第4回にっかつロマン大賞助演男優賞、「病院に行こう」(90年/滝田洋二郎監督)で日本アカデミー賞助演男優賞、さらに「砂の上のロビンソン」(91年/すずきじゅんいち監督)ではアジア太平洋映画祭主演男優賞を受賞。
最近では、藤沢周平原作の大ヒット映画「蝉しぐれ」(05年/黒土三男監督)で重厚な演技を披露している。

テレビでは、「東京湾ブルース」(ANB)での演技によってギャラクシー賞個人賞を獲得。
「火曜サスペンス刑事鬼貫八郎」シリーズ(NTV)等で、お茶の間での人気も高い。
日本を代表する個性的な演技派俳優の一人である大地は、映画への情熱も人一倍で、今回の「恋するトマト」では、自身、企画・脚本・製作総指揮・主演の1人4役をつとめている。